去年は今治城に行きました。
泊っていたホテルからは美しい瀬戸内海を見降ろせました。
今治城も、海水がひきいれられているという珍しいお堀に、その昔は船もそのままお城につけることができたそうです。
私が一番登って高かったお城は松山城ですが、松山城がロープウェィで登るような「山の城」であるのに対し、どこまでも続く海を味方にしたような「海陸」型の今治城。日本三大水名城のひとつです。
今はビックリするくらい住宅街にまぎれているので、やや拍子抜け。失礼ですが、知識なない私はなんかこじんまりとしたお城だな〜と思っていましたが、とても大きなものだったそうです。明治維新後の「廃城令」によって、破却されたのを、昭和55年に今治市制施行60周年記念事業として鉄筋コンクリートで再現されたそうです。
確かに鉄筋コンクリートなので、なんか小学生のころを思い出しました・・。
驚いたのですが、天守は亀山城に移築されたと伝わりますが、今の今治城はその様子とは全く違う天守だそうで・・・。立っている場所も違う。ぶっちゃけ天守があったじゃどうかも定かじゃないとか。。。なにを信じればいいのか??!!
しかし、今治城内には、今治藩主着用の鎧、兜、藩刀匠の刀剣、火縄銃、今治城絵図、城模型があり、私的には最高でした!!ただ、藩絵師の掛軸屏風とやらかダルマとかの絵の目が異常に迫力あって、ビビリの私は、「写真撮るのやめとこう・・・」と誓いました。「日本100名城」にも選ばれているので、天守最上階にはスタンプラリーのスタンプもあります。とりあえず、押しとこ。え、なになに季節によってスタンプが違う??・・ちょこざいな!!集めたくなるじゃないか!!
また本丸には藤堂高虎像もありました。銅像には全く興味がないので、近寄らず「藤堂高虎って名前、相当クール!!!」と遠目に褒める。
二の丸内には、さまざまな歴史的展示物があったので、お城を観るというより、展示物で歴史に触れる、というかんじでしょうか。資料が欲しかったので、チケットもぎりのおじさまに尋ねると、今治城のみについての資料などは販売していないらしく、残念だったのですが、少し世間話をしたあと、展示物をみていたら、おじさまがやってきてご自分の資料をコピーして私にわざわざくださりました!そんなこともあり、今治城は忘れられないお城になりました。
復元されたお城ですが、なにより鎧兜などが好きな私はとても楽しかったです。
ちいさいお城なので、のんびり見てもそんなに時間はかかりません。
歴史も好きなかたにおすすめです。
先月静岡に出張したとき、帰りの新幹線に乗る前に雨の中ちょっくら駿府城に行ってきました。
火事などで紛失したものの、1989年に巽櫓(タツミヤグラ)、1996年に二の丸東御門が復元されました。
なので、現在は駿府公園というようです。天守閣は完全に消失しているので跡形ないです。
広い園内を歩くものの、雨が降る前でムシムシしていたからか??迷子になってしまい、徳川家康公像を拝めませんでした。家康公お手植えのミカンの木?だったかな・・。気になる立て看板がありましたが、わかりづらくて探すのあきらめました。
だって暑かったんだもん。
復元されているので、当たり前ですが、キレイです。
天守閣などがないので、写真がやや殺風景ですね。
まずはゲタ箱から家康公人形が見えます。
ちょい若すぎないか??と疑問です。戦国の世に平安を願い、自身も長生きだった家康公は大変粗食を好んだそうです。なので、死因とされるテンプラの食べ過ぎ説はどうなんでしょうか。毒殺などの危険も多かったからか?家康公は自分でも薬を煎じて部下に飲ませるなど(部下にかよ!!!まぁ自分自身でも服用したそうですが・・・)、相当な知識人であり健康マニアだったらしいです。
おもしろい。笑っちまうじゃないか。やるな駿府城関係者。駿府城はぶっちゃけ復元されたものなので、歴史を感じられにくい部分もありますが、展示が工夫されていておもしろかったです。ちょうどおじいちゃんが小学生たちに模型などの前で解説していてほほえましかったです。
「城は縄張りが命」とあります。そうです。今でもネコの縄張り争い、なんて日常生活でも言ったり(言わないか?)しますが、縄張りとは築城するときにどこになにを建てるか決めたり、縄を張って建物の位置を決めたりすることをいいます。また古来より縄で土地の所有ラインをあらわしたそうです。
お花見のときに陣地をとるために縄を張るのは日本人特有なのでしょうか??
兜もあります。
残念ながら兜の展示は一体のみでした。
巽櫓内には人質時代を過ごした臨済寺の部屋が再現されていますが、残念ながら写真撮影不可です。
相当暑かったです。グッタリしました。でも、とりあえず駿府城を見れてよかったです。
ちょうどこの時期、二条城の障壁画を業者が運送のさいに誤って踏みつけ破損していたことをニュースで知りました。頼むぜ!!!私の訪れたなかで一番好きなお城なのに!!
京都に雪が降り、金閣寺も雪化粧・・・。
京都を一人、ブラリ歴史的建造物巡りしてきました。
この日はまず金閣寺に行きました。
そのまま二条城→三十三間堂→本能寺→ようじやカフェ
のルートです。
関西のかたにオススメしていただいた三十三間堂は、目からウロコの美しさでした。それ以来、仏像マニアになりました。金閣寺と三十三間堂はお城ではないので、ここにはアップしませんが・・。
私が悪いのですが、方角がわからない私は、京都の道案内がすごくわかりづらいです。また、親切な京都のかたも方角とかで方向をあらわすことが多くて、二条城から三十三間堂への移動は大変でした。
とりあえず順調に着いた二条城。天守閣などもないので建物に高さがななく、横に広〜いです。調べたら場内は、甲子園球場6つぶんもあるそうです。
とりあえず一周。グルリと周ってみましたけど、寒いし、桜などの季節と違い少しわびしい印象でした。まぁ、でも城好きとしてはグルリと一周はしたいとこですよね。
二の丸御殿です。「車寄」といって、牛車で入れるように床は四半敷になっています。まずはゲタ箱で靴を預けてスリッパをお借りしましょう。
私はスリッパを借りることに気づかなくて!!!靴下で見学していて・・・係のかたが追いかけて持ってきてくださりました。すいません。
場内は撮影禁止です。
ちなみに正式名称は明治時代に離宮にもなったことから、「元離宮二条城
」というそうです。
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